直接染料

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


直接染料、ちょくせつせんりょう、direct dye


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直接染料

 直接染料(ちょくせつせんりょう、direct dye)とは、木綿やレーヨンなどのセルロース繊維を中心に、絹や羊毛、ナイロンなどを、媒染、下漬けなどの前処理を必要とせず、直接に染色できる染料のことです。
1884年に、ドイツの「ベッチゲル」が、木綿に、直接、染色できる「Congo red(コンゴ・レッド)」を発見し、その後、数多くの直接染料が開発されました。
現在、その性能や用途面から、「一般直接染料」、あるいは、「高級直接染料」、「後処理直接染料」に大別されます。
ちなみに、セルロース繊維の染法(染色)では、芒硝を添加した後、90℃程度の液温で染色されるのが普通です。
染色後は、各種堅牢度向上の目的から、フィックス剤、銅塩処理などを行います。
なお、絹や羊毛、ナイロンでは、中性または酸性浴で染色します。
また、必要に応じてアニオン系界面活性剤や硫酸ナトリウムなどを添加します。
この直接染料は、連続染色、または、非連続染色(バッチ式)の両方に適用されますが、テーリング性や発色性の問題を考えると、バッチ式で染色するのが一般的です。
また、この直接染料を使った染色物では、一般に、日光堅牢度(耐光)が低く(弱く)、洗濯堅牢度もあまり良くないため、混紡交織物、あるいは、手工芸的なものを中心に染色が行われます。




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