更紗

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


更紗、さらさ


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更 紗

 更紗(さらさ)は、室町末期、南蛮船により日本にもたらされた多彩な模様染めの木綿布のことです。
当時は、貴重品扱いされ、武将や茶人、豪商などに愛用されていました。
これには、藍、臙脂、緑、黄、黒などの色彩を用い、南方の異国を思わせる草花や鳥獣の文様染めが施されていました。
主なものとして、インド更紗、ジャワ更紗、シャム更紗、ペルシャ更紗(波斯更紗)、中国更紗、オランダ更紗、ジューイ更紗などが挙げられます。
日本でも江戸時代以降に、和更紗と称される長崎更紗、鍋島更紗、天草更紗、堺更紗などが作られました。
当初は、渡来更紗も和更紗も、袋物や風呂敷、布団地、羽織の裏地などに用いられていましたが、時代とともに帯や着尺、羽織などにも用いられるようになり、色彩も日本的なものになっていきました。
ちなみに、この更紗は、「皿紗」、「佐羅紗」、「佐良佐」とも書きますが、語源はポルトガル語の「サラサ」、つまり「木綿布」の意に由来すると言われています。
国際的には、「チンツ、バティック」、またインドやイランでは「カラムカリ」、中国では「印華布」と呼ばれています。
なお、この技法には手描き、型染め、蝋防染めがあります。




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