紺屋

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


紺屋、こうや


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紺 屋

 紺屋(こうや)は、糸や布を染める染物屋のことで、「こんや」、「こんかき(紺掻)」とも呼ばれていました。
これは、江戸時代末期まで、大部分の植物染料による染物が、紺染め(藍染め)であったため、このように呼ばれていたわけですが、その後、一般の染物屋についてもこのように呼ぶようになりました。
今でも各地にある「紺屋町」という地名は、当時、その地に染物屋が多く集まっていた名残(なごり)と言えます。
余談ですが、「紺屋」をテーマにした言い回しには次のようなものがあります。
@ 紺屋の明後日(あさつて)
紺屋の仕事が天候に左右されるため、いつも「あさって」と言い抜けて、仕上がりの期日を延ばすことから「約束の期限のあてにならないこと」の意。
同じような意味で、次のような言い回しもあります。
「医者のただ今」、「明後日(あさつて)紺屋に今度鍛冶(かじ)」。
A 紺屋の白袴(しろばかま)
紺屋が自分の袴は染めないで、白袴をはいていることから「専門としていることについて、それが自分の身に及ぶ場合には、かえって顧みないものであるという例え」の意。
同じような意味で、次のような言い回しもあります。
「髪結い髪結わず」、「医者の不養生」。
B 紺屋の地震
「相済まぬ」を、地震で瓶がゆれて「藍(あい)が澄まない」とシャレたもので「申しわけない」の意。


@ 「新形小紋帳」所蔵の「紺屋」
A 「七拾壱番職人尽歌合」所蔵の「紺掻」
B 「藍大市」

上記の画像は 【三木文庫】 より


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