生糸

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


生糸、きいと


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生 糸

 生糸(きいと)は、繭からとったままの絹糸のことで、精錬前の状態の糸を指して言います。
蚕は、幼虫の間、4回の休眠(脱皮)を経て繭をつくり蛹になりますが、その過程でできた繭を熱湯で煮て糸を取り出します。
その繭から取り出した糸を「繭糸」と言いますが、この糸は極めて細く、18〜26ミクロン(1ミクロンは、1/1000 mm、2.5〜3.5デニール)程度で、この糸を何本かあわせて織物用の糸にします。
この織物用の糸が、「生糸」と呼ばれる糸になるわけですが、例えば、繭糸を5本前後あわせて1本の生糸にすると「14デニール」、7〜8本で「21デニール」、10〜11本で「28デニール」になります。
ちなみに、1個の繭から、600〜800m、長いもので1200〜1500m程度の長さのものが製糸されます。
なお、この「生糸」にはセリシン(膠質(にかわしつ))などが含まれておりますので、これを取り除くため、アルカリ処理(精錬)が行われます。
この精錬した糸を「錬糸」と呼びます。

精錬していない綿糸の場合は、「生糸」のことを「なまいと」と呼びます。
決して「きいと」とはいいません。




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